2009年7月 6日 (月)

十勝の蝶々、ヒ~ラヒラ!

Kiageha  私のブログをいつも読んでくださっている皆さんはもうお気付きでしょう。

  そう!私は、野の花や樹木、小鳥についてはそれなりに詳しいのですが、昆虫が弱い!

  昆虫の世界は、とても興味深いのですが、それは奥の深い世界なのですよ!

 同じような種類にも細かい違いによって亜種が非常に多く、名前の特定には困難をきわめることがあります。

  なので今回は、私が勝手に「昆虫の師匠」とお呼びして尊敬している一寸野虫さんに全面的にご協力いただきました!(一寸野虫さんのHP~「相模国の自然スケッチ」  一寸野虫さんのブログ~「一寸の虫にも五分の魂 」  ぜひ一度ご覧になってください!一寸野虫さんの知識の広さ、深さがよくわかります!)

  まず最初の写真はキアゲハですね!

  これはもう、小学校の頃、ニンジン畑に行って幼虫をもらってきて育てた、という方もいらっしゃるかもしれません。

  十勝にもニンジン畑はたくさんありますけれど、最近は農薬を撒きますからね、キアゲハさんの姿を多く見かける…という訳でもありません。

 そのせいで数が少ないのか、ウチの畑でもちょっぴりニンジンを植えていますがキアゲハさんの幼虫を見たことはありません。

  ウチではもちろん農薬なんて撒いてないのですけれどね。

Butterfly_purple   そして、次が問題の蝶々さんです。

  ほんの2センチほどの小さな蝶々さん。

  スミレ色の羽に、黒いふちどり。

  私は今まで、このテの蝶はみんな「ルリシジミ」だと思っていたのです(笑)。

  でもよ~く見てください!

  羽のふちどりの部分、オレンジがかった模様がちょこっとあったりなかったり、黒いふちどりの外側に白い部分があったりなかったり…。

  私の持っている昆虫図鑑では、この二つの蝶々さんと完全に一致するものは見つかりませんでした。

Butterfly_purple2

   そこで、わが師匠、一寸野虫さんにお教えをいただきました!

  最初の写真はツバメシジミ♀、2枚目の写真はヒメシジミ♂だそうです!

 北海道のツバメシジミさんは、内地のものより青い色が濃くなるんですって!

 う~ん、ホントに奥が深いです…。

Butterfly_purple3  ヒメシジミさんは、羽の裏側もほら、こんなにキュート!

  この二つの蝶々さん、写真を撮った時点では、私は同じものを撮ったつもりでいましたよ。

  撮った写真と図鑑を照らし合わせて、あれ?あれ?と悩む…。

  そして一寸野虫さんのHPを見て調べて聞いて…。

  ホントの名前がわかってちょっぴり昆虫に詳しくなれた満足感。(*^_^*)

  これも昆虫写真を撮るダイゴ味かもしれません。

Hime_usubashirochou1

  そして次の蝶々さん、これは北海道特産、ヒメウスバシロチョウです!

  内地にいるウスバシロチョウさんとは、首のところの毛の色が違うのです。

  内地の「ウスバシロチョウ」は黄色、北海道の「ヒメウスバシロチョウ」はグレー

  えへへ、これもやっぱり一寸野虫さんの受け売りですσ(^◇^;)。。。

  雨あがりの晴れた朝、ギョウジャニンニクの花にやってきていました。

Hime_usubashirochou2

   孵化したてなのかな?

  名前の通り、半透明の白い羽がとてもきれい。

  他の蝶々さんと違って、ヒラリ、ヒラリととっても優雅に翔ぶんですよ!

  モンシロチョウなどに比べるとぐっと大きめで、森の中で見かけると、はっとするほどきれいです。

Benisijimi1   そして次は、ベニシジミです。

  今回私が自力でわかった蝶々さんは、最初のキアゲハさんと、このベニシジミさんくらい(^_^;)。

  これはもう、どこにでもいる小さな蝶々さんですよね。

  2センチほどの小さな体に鮮やかなオレンジの柄。

  蝶の写真というと、必ずこの蝶は入っているくらい、カワイくて人気の蝶々さんです。

  道端のクローバーの花に来たところをパチリと撮らせていただきました!(*^_^*)

Seseri_butterfly1   さて、最後の蝶々さん、北海道にしかいない蝶、カラフトタカネキマダラセセリです!(もちろん、そんなこと私にわかる訳ありません、一寸野虫さんご教示ですよ!)

 ずいぶん長い名前ですね!

 しかも「樺太」、「高嶺」などと大仰な名前がついていますが、タンポポの花に埋まるくらい、とっても小さな蝶々さんです

  セセリチョウの仲間はどれも小さくて地味目ですが、よく見るとモコモコした体に三角の羽

  なかなかカワイイ姿でしょう?

  こちらも似たようなお仲間さんがたくさんいて、種類の見分けには苦労しますが、ハマれば「セセリファン」になってしまいそうな魅力があります。

  十勝はこれからが蝶々の本格的なシーズン。

  道端でチラッと見かけた蝶々さんが、実はとっても珍しい蝶だったり…。

  珍しくなくても、とってもカワイイ蝶だったり…。

  そんな期待に胸ふくらませながら、今日も蝶々さんを追いかけています!

Bell_choucho

  という訳で、今日のポストカードは「ギョウジャニンニクに来たヒメウスバシロチョウ」です。

Hime_usubashirochou_postcard

  一寸野虫さん、お教えありがとうございました!

  (参考にしたページ=一寸野虫さんHP似た蝶の区別セセリ図鑑北海道の虫

Futamon_ashinagabachi

 おまけ。

  先日ご紹介したフタモンアシナガバチさんの巣…幼虫さんがだいぶ大きくなってきました!

  もうすぐ女王様に娘誕生??

  楽しみですね~(*^_^*)。

今日も、読んでくれてありがとう!!

  予告!次回は「十勝の畑は花盛り!!」を、お送りする予定です。お楽しみに!

↓↓↓ブログ村の応援クリック、こちらもぜひぜひよろしくお願いしますm(_ _)m

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

| | コメント (16) | トラックバック (0)

2009年7月 2日 (木)

シジュウカラさん、子育て!

Kosodate_shijukara1   なぜいきなりブロックの写真??と思ったでしょう?

  でも、よーく見てください!

  小鳥さんがとまっているでしょう?

  シジュウカラさんです。

  じつはこちらの4階建てのマンションの2階にお住まいなんです(笑)。

  実際には、玄関が2階で、お子さんたちがいるのは1階なんですけれどね。

  後ろに見えているのはウチの倉庫の壁。

  ブロックは…何かに使おうと思って積んでおいたんでしょうね。

  まさかこんなところに巣を作るとは…。

Kosodate_shijukara2   そういえばシジュウカラさん、ベル隊長の毛もちゃんと取りに来ていました!

  倉庫の周りを草刈りしている時から、ジュクジュクとうるさく鳴いていたので、近くに巣があるのかな、とは思っていましたが…。

  エサを運んで来たのはお父さん。

  リッパな黒ネクタイをしているでしょう?

 ご馳走は、どうやら毛虫…。

 わりと大きめですね(^_^;)。

Kosodate_shijukara3

  2階と3階のわずかな隙間から、よいしょと中に入っていきます。

  これらの写真は、ちょうど向かい側にもうひとつちいさな小屋(私のミシン部屋・足踏みミシンがあるんですよ!)があって、その中から窓越しに撮っているんです。

  こちらの窓からブロックまでは、おおよそ2メートルくらい。

 シジュウカラさんに気付かれずにそっと観察することができました!

Kosodate_shijukara4

   しばらくすると、お父さん、出てきましたね!

  なにか白いものをくわえているでしょう?

  ヒナのフンです!

  それを持って、ヨイショっとまた出掛けていきます。

  どこかでヒナのフンを捨てて、また毛虫さんを取って帰って来るんです。

Kosodate_shijukara5

  早い時はなんと10秒くらいで帰って来ますよ!

  お母さんと交代とは言え、ひっきりなしという感じ。

 雨の日も風の日も一日中・・・。

  私には子供がいないのですが、子育てってホントに大変なんだなぁーと、改めて思った次第です。

Kosodate_shijukara8

  こちらはお母さん。

  お父さんに比べて全体に体の色が薄めなので、ずっと見ているとすぐに見分けがつきます。

 エサを持って入り口にとまると、巣のなかから、ヒリヒリ、ヒリヒリ、とヒナたちの催促の声が・・・。

 カエルの声をささやかにしたようなカワイイ鳴き声!

 こんな声を聞いてしまうともう、お父さんもお母さんもエサをあげずにはいられないのでしょうね!

Kosodate_shijukara7

  子育ての終盤は雨続きのあいにくのお天気だったので、お母さんも雨に濡れながらのエサ集め…。

 ひっきりなしに巣の入り口にとまるので、そこだけうっすら雨に濡れているのがおわかりですか?

 親鳥は羽づくろいするヒマもなくせっせとエサを運んでいるんですよ。

 見ている私はもう、頭が下がる思いでしたよ。

Kosodate_shijukara6

   時々お母さんが巣に入っている時に、お父さんがエサを持って帰って来ることがあります。

  そんな時は、お父さんがお母さんにエサを渡してまた出掛けて行くんです。

  お父さん、お母さんの見事な連携プレイで子育ては進んでいくのですね!

Su1   今日あたり巣立ちかな?と私が思った朝は、十勝には珍しい大雨でした。

  まさかこの雨の中巣立つことはあるまいと、ゆっくり朝ごはんを食べて、「観察小屋」に入ったのが7時半…。

  30分待っても親鳥が来ず、私は冷たい雨が巣に降り込んで、ヒナが死んでしまったかと思いましたよ。

  おそるおそる中を覗いて見ると、モヌケのから。

  すでに巣立ったあとでした。

Hina1_2

  ブロックの穴の中には、ベル隊長の毛や、なぜか私の髪の毛。

  あんがい簡単な巣です。

  ヒナの食べ残しらしき、毛虫さんの頭やら、バッタさんの頭やらが散乱していて、ちょっぴりザンコクな感じ(^_^;)。

  ブロック2個ぶんの穴の高さは40センチ近くになりますから、そこを真上に飛んで出て行ったのですね!

  ヒナのたくましさを感じます。

  ヒナが巣立ってしまって、ホッとしたような、寂しいような、気が抜けたような感じでいましたが、ちょうど3日後にシジュウカラさんがご一家でウチのすぐ近くにやって来ました!

Hina2   ヒナは3羽。

  翼をプルプルさせて親にエサをおねだりしていましたが、ちゃんと自分でも毛虫さんを探して食べていました!

  「無事にちゃんと育っているよ」と、親鳥が「大家さん」である私に子供を見せに来てくれた…。

  そんな気がしてなりません。

 十勝の厳しい自然の中を生き抜いて行くヒナたち。

 どうか元気で頑張ってね!

 そんな思いでいっぱいです。

Bell_hina

  という訳で、今日のポストカードは、「エサを運んで来たシジュウカラさん(お父さん)」です。

Shijukara_postcard

  今日も、読んでくれてありがとう!!

  予告!次回は、「十勝の蝶々、ヒ~ラヒラ!」を、お送りする予定です。

  ウチの近くで見かけたきれいな蝶々、カワイイ蝶々さんをご紹介します!お楽しみに!

  ↓↓↓ブログ村の応援クリック、こちらもよろしくお願いします!m(_ _)m

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

| | コメント (19) | トラックバック (0)

2009年6月29日 (月)

カラフルな、夏の花!!

Ayame   十勝の野山は、「夏まっさかり!」という雰囲気になってきました!

 初夏には白い花を多くご紹介してきましたが、夏も本格的になってくると、野の花の色合いもだんだんカラフルになってきます。

 最初にご紹介するのは、アヤメ

 私は千葉県の出身なので、実家の近くにはキショウブがよく咲いていましたが、十勝ではこの紫のアヤメがたくさん咲いています。

 お花屋さんで売っている園芸種のアヤメより、ずっと小ぶりな花で、十勝の山では道端にもたくさん咲いています。

 道端に咲く花とは思えない美しさ。

 私は園芸種のアヤメより、小ぶりな野生のアヤメのほうが、ちょうどいい大きさで好きです。

 濃い緑のまっすぐな葉のなかからすっと伸びてきた紫の花・・・暑い夏に少しの涼を感じさせてくれますね!

Ezokanzou2  そして次は、エゾカンゾウ

 ゼンテイカ(禅庭花)と言ったりもします。

 これも野の花としては、美しすぎる花。

 有名なニッコウキスゲに似ていますね。

 ウチの近くの山では、沢すじの斜面とか、カシワの幼木の植林地などに咲いています。

 私は北海道に来る前に、九州に住んでいましたが、この花によく似た「ユウスゲ」という花が大好きでした。

 「ユウスゲ」は、夕方に咲いて朝にはしぼんでしまう風流な花でしたが、このエゾカンゾウは、朝に咲いて夕方にしぼむ、「朝型人間(花)」です(笑)。

France_giku  次にご紹介するのは、フランスギク

 この花はもう、十勝ではまるでタンポポのようにそこらじゅうの道端や空き地に咲いている花です。

 もちろん、外来種

 原産地はアフリカのカナリア島だそうですが、名前の通り、フランスからの舶来品種、というイメージがありますね。

 よほど十勝の気候に合っているのでしょうね。
 
 帯広の街の住宅街では、もう雑草として嫌われているかもしれないくらいです。

 さすがにウチの近くの山ではあまり数は多くありませんけれどね。

 白いたくさんの花びらの真ん中に、黄色いマル・・・。

 「花」といって思いつくまさに基本形ですね!

Utsubogusa  そして次は、ウツボグサをご紹介しましょう。

 「ウツボ」というのは、海にいるウナギの仲間・・・ではなくて、昔の武将が弓矢の矢を入れて背負った「靫(うつぼ)」という道具に花の形が似ているところからついた名前のようです。

 この花もウチの近くの山では道端、というか、道の真ん中に咲いています。

 もちろん舗装道路ではありませんよ。

 砂利道の真ん中の、人や車が踏まないところなんかに小さな花を咲かせています。

 これまでのラインナップからすると地味な花ですが、森の中で見ると、鮮やかな赤むらさき色がなかなかきれいな花です。

Kibananokourintanpopo  そして次は、キバナノコウリンタンポポ

 ちょっと変わった形の花でしょう??

 これも外来種

 ヨーロッパ原産だそうです。

 タンポポといっても、とても背の高い花で、1メートル近くあります

 「コウリンタンポポ」というのもあって、こちらはもう少し背が低い鮮やかなオレンジの花

 十勝では河川敷などですさまじい勢いで増えています。

 キバナノコウリンタンポポのほうも、それに追いつけ、追い越せ、という勢いで、畑のふちなどに群生していますね。

 写真の花は、近くの植林地でひっそりと咲いているのを見つけました。

Rupinasu  そして最後はルピナス

 この花は、私の持っている「北海道の野の花」という図鑑には実は載っていないのですが、十勝ではもう「野の花」と言ってもいいのではないでしょうか

 それくらい、空き地や道端にもたくさん自生しています。

 紫、ピンク、ブルー、白・・・。

 気まぐれにいろんな色の花を咲かせるルピナスは、もちろん花壇の花としても愛されていて、住宅の庭先などにもたくさん植えられています。

Rupinasu2  写真にも写っていますが、きぬさやによく似た種をつけますね。

 この種が風に乗って、あるいは小鳥によって運ばれていくのですから、どんどん増えていくのもうなずけます。

 十勝の気候に合っていて、昔、開拓農家の庭に植えられていたので、時が経ってその農家さんが離農してもルピナスだけは残って毎年花を咲かせています。

 大雪山系のふもと、「十勝三俣というところでは、そんなルピナスの群生地があって、農家はもうないのに、この時期たくさんの人が花を見に訪れるそうです。

 開拓の跡、人は去っても花は残る・・・

 そう思うとちょっと感傷的に思えてきますよね。

Bell_fumfum

 という訳で、今日のポストカードは、「ウツボグサ・・・遠くにベル隊長」です!(笑)

Bell_utsubogusa_postcard

 今日も、読んでくれてありがとう!!

 予告!次回は、「シジュウカラさん、子育て!」を、お送りする予定です。

 ブログをはじめて約10ヶ月・・・。1万アクセスに到達しました!
 とっても嬉しかったので、サイドバーにカウンターをつけちゃいました(^0^)。
 これも皆さんのおかげと感謝、感激しております。ありがとうございました!
 ベル隊長もいたくお喜びです(笑)。
 今後とも「十勝の自然探犬隊」をよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
 ブログ村のほうも、↓↓ポチッとよろしく♪

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

| | コメント (15) | トラックバック (0)

2009年6月25日 (木)

十勝の蜂さん、お仕事中!

Maruhanabachi2  突然ですが、夏が来ました!(笑)

 ず~っと雨の日続きで、「電気がない・・・」と嘆いていたのがウソのよう。

 一昨日まで、寒くてストーブをつけ、セーターを着ていたのに、今日はもうTシャツ、短パン・・・。

 この落差に体がついていきません。

 でも、こうなると、十勝の蜂さん達は、「さあ!」とばかりにお仕事始めていますよ。

 まずは、マルハナバチさんです。

 丸くて、コロンとした形。

 そしてフワフワの毛に覆われた体・・・。

 マルハナバチさんの仲間は、みんなまるで「空飛ぶぬいぐるみ」のような姿ですね!

 タンポポの花に夢中なのは、体長2センチくらいの大きなハチさんだったので、オオマルハナバチさんかな・・・??

 私はあまり昆虫には詳しくないので、ちょっと自信がありません。

Maruhanabachi5  丸いポンポンのような花・・・。

 これはなんと、ギョウジャニンニクの花です。

 5月においしくいただいた山菜のギョウジャニンニク。

 いまはこんなカワイイ花をつけて、蜂さんたちを誘っています。

 このマルハナバチさんは、ちょっと色が変わっていますね。

 グレーと白のしましま模様が特徴的です。

 オオマルハナバチさんほど大きくはなかったですね。

 体長1.5センチくらいでしょうか。

 何マルハナバチさんかはちょっとわかりませんでした。

Maruhanabachi3  そしてこちらの写真・・・白い花びらが見えていますが、これはイチゴの花ですよ。

 ウチの畑のイチゴ・・・。

 もうすぐ実が赤く染まって食べごろになります。

 このマルハナバチさんは、1センチくらいの小さな体・・・。

 コマルハナバチさんでしょうか。

 イチゴの花をブンブン飛び回って、蜜を集めていましたよ。

Maruhanabachi4  マルハナバチさんの仲間は、蜂のなかでも、とっても優しい性格。

 イチゴやカボチャ、ブルーベリーやサクランボなど、ウチで植えている野菜や果樹の受粉をしてくれる、カワイイ蜂さん。。

 もう言うことなし!の愛すべき存在です。

 こちらは、ハスカップの花にぶらさがっていますね。

 花から花へ、気ままにブンブン。

 はたから見ると、気楽なお仕事のように見えますが、花の時期の短い十勝で冬を過ごすのに十分な蜜を集めるのは容易なことではないでしょう。

Kiirosuzumebachi  そして、お次はちょっとコワイ蜂さんですよ!!

 キイロスズメバチさんです。

 わぁ、写真を見るだけでコワイですねー(笑)。

 マルハナバチさんと違って、とっても気性の荒い蜂さんです。

 ウチの山にいるスズメバチさんの仲間は、9割がこのキイロスズメバチさん。

 残念ながら(笑)、オオスズメバチさんもいらっしゃいます。

 ウチの家族は、ベル隊長も含めて、まだスズメバチさんに刺されたことはないのですが、全国でも年間40人以上がスズメバチさんに刺されて命を落としているという・・・。

 熊さんよりもずっとずっとコワイ存在なんですよ!

Futamon_asinagabachi2  そして、最後にご紹介するのは、フタモンアシナガバチさんです。

 背中、というか、お尻の部分に紋がふたつついているので、こんな名前なんですね!

 いま、直径5センチくらいのちいさなお家を建設中。

 もちろん、セルフビルドですよ(笑)。

 フタモンアシナガバチさん自体も2センチくらいの小さな体。

 こちらは、マルハナバチさんほど優しい性格ではないのかもしれませんが、スズメバチさんに比べると、西洋のマフィアとクラスのいじめっ子くらいの差はありますね(笑)。

Futamon_asinagabachi1  この巣も小屋の近くにあるのですが、特に恐れる必要はありません。

 この蜂さんは、こうして小さな巣を、少しずつ、少しずつ大きくしていって、仲間もどんどん増えていくんですよ!

 6角形のお部屋をきれいに並べているでしょう?

 そして、その一室には、真珠のような卵が・・・。

 今は女王蜂が「お一人様」でお住まいの巣。

 そのうち仲間がどんどん増えていって、秋も深まると10匹以上の勢力になりますよ!

 とっても面白いので、これからもこの蜂さんの巣の様子をご紹介していきますね!

 どうかお楽しみに!!

 6月も終盤。
 
 夏休みやお盆休暇はまだまだ先。

 お仕事ちょっぴりイヤになりそうなあなた!

 十勝の蜂さんもみんなそれぞれお仕事がんばっていますよ

 さあ、私達もお仕事がんばりましょう!(笑)

Bellsuzumebachi

 という訳で、今日のポストカードは、「ギョウジャニンニクの花と蜂さん」です。

 この蜂さんの名前は・・・わかりません。すいません。(汗)1センチくらいの小さな蜂さんでした。ミツバチ??

Gyoujaninnniku_hachi

 今日も、読んでくれてありがとう!!

 予告!次回は、「カラフルな、夏の花!!」を、お送りする予定です。

 道端に咲くアヤメやエゾカンゾウなどをご紹介します。お楽しみに!

 ブログ村・・・今日もみなさんの応援のおかげでがんばっています!
 いつもありがとうございます!
 そして今回もまた、「気に入った!」と思ってくださった方は、ぜひぜひこちらのボタンを押してやってください!m(_ _)m

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

| | コメント (13) | トラックバック (0)

2009年6月22日 (月)

草原を飛ぶフワフワ…その正体は??

Bell2  6月の牧草地は、草丈が伸びてきて、風が吹くとサワサワと音をたてる…それがとても心地良く聞こえます。

 6月の末には一番草の刈り入れが始まる牧草地。

 今がいちばん草の勢いがいい時期です。

  写真の牧草地は、ウチの近所ではいちばん標高の高いところにあるので、とっても見はらしがいいんです。

Fuwafuwa2

   そしていつもどこかしらから風が吹いてくる…。

  その風に乗って、フワフワと舞い飛ぶ不思議なものが…。

  写真ではちょっとわかりづらいかもしれません。

  そよそよと吹く風に、白い綿毛のようなものがしきりに流されて行くのです。

  なんでしょう?

Inukoriyanagi1 

  綿毛の出てくる方向に行ってみると、そこにあったのは、柳の木!

  フワフワの実を枝にたくさんつけています。

  この柳の木…イヌコリヤナギと言うんです!

 高さ2メートルくらいでしょうか。

 あまり大きな木ではありませんが、畑や牧草地のふちの、水路わきなどによく生えています。

Inukoriyanagi2  フワフワの綿毛の中には小さな黒いツブツブがあって、それが種なんですよ。

 砂粒くらいの小さな小さな種。

 大きな木ではないにしても、こんな小さな種が木になるなんて、驚きです!

  それにしても、こんなフワフワの綿毛を飛ばす木が、そこらじゅうに生えているんですもの、ベル隊長の毛が人気なくなるのもうなずけますね!

  イヌ…という名前がついているところからして、ベル隊長のライバルです(笑)。

Bell1

  ベル隊長ご本人は、いたって冷静に受け止めているようですけれど。

  初夏に綿毛を飛ばす木は、実はイヌコリヤナギだけではありません。

  柳の木の仲間は多くの木がこうして種に綿毛をつけて遠くに飛ばし、繁殖地を広げる作戦をとっているようです。

  十勝にはあまりありませんが、ポプラなどもこうして綿毛を飛ばしますね。

  中国ではこれを「柳絮」(りゅうじょ)と言って、日本における「桜」に匹敵するくらい愛されている春の風物詩なのだそうです。

Chishimafuro1 そういえば、ベル隊長と二人で草原に座ってこの「柳絮」を眺めていると、なんだか風流な気分になってきます。

  風流…といえば、この花の名前も風流ですよ!

 チシマフウロです。

  ここの牧草地にたくさん咲いていました。

  エゾフウロ、トカチフウロといろんな亜種がありますが、写真の花は、色や花つきからいって、チシマフウロのようです。

  フウロ、というのは「風露」と書きます。

Chishimafuro3    風の露…風の吹き渡る高台の草原に咲く花の名前としてはピッタリだと思いませんか?

  今年の十勝は6月に入ってから、ほとんど晴れの日がありません。

  そろそろ農作物への影響も懸念されるくらいの気候なのですが、こうしてイヌコリヤナギが綿毛を飛ばし、チシマフウロが花をつけているのを見ると、自然の世界ではきちんと季節が移り変わっているなぁ…と安心します。

  温暖化とか、いろんな環境の変化で、気候も少しずつ変わって行くのでしょうが、十勝はやっぱり十勝らしい気候と植生であって欲しいと思う今日この頃です。

Bell_fuwafuwa

  という訳で、今日のポストカードは、「イヌコリヤナギの綿毛」です。

Inukoriyanagi_postcard

  今日も、読んでくれて、ありがとう!!

  予告!次回は「十勝の蜂さん、お仕事中!」を、お送りする予定です。

  カワイイ蜂さん、おもしろい蜂さん、ちょっと怖い蜂さんをご紹介します!

  お楽しみに!(*^_^*)

 ブログ村…今日も皆さんの応援のおかげで頑張っています!
  いつもありがとうございます!
  今回の記事もまた、「気に入った!」と思って下さった方は、こちらのボタンを押してやってください!m(_ _)m

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2009年6月18日 (木)

十勝の夏の小鳥さん!

Sendaimusikui1 ベル隊長のフワフワの毛を小鳥さんたちが取りに来るお話、5月にもご紹介したのですが、(「ベル隊長と小鳥さんの、暖かい!?関係」参照)今日はその続編プラスαです!

すっかり青葉の繁った十勝の森には、夏鳥さんたちがほぼ到着し終わりました!

エゾハルゼミさんの歌声とともに、小鳥さんたちの恋の歌もさかんに響いてきます。

そんな中からベル隊長の毛を巣材にしようとやって来る小鳥さんたち。

Sendaimusikui2 まずは、センダイムシクイさんです!

ちょっとウグイスさんに似ているでしょう?

とっても小さな小鳥さんで、体重は10グラムくらいしかないそうです。

そのくせ声は大きくて、「チョチョビィ~!」と、びっくりするくらい大きな声で鳴きます。

センダイムシクイ…というのは、この「チョチョ」の部分が「千代千代」と聞こえることから来ているようですね!

ウグイスさんの仲間ですから、普段は籔の中にいて、あまり姿を見せない小鳥さんですが、ベル隊長のあったかい毛の魅力に誘われてやって来たところをパチリ!

小さな体でめいっぱい毛をくわえているのがカワイイでしょう?

Benimasiko1 次の小鳥さんは、ベニマシコさんです。

ベニマシコさんは、ちょっと長めの尾羽の両脇が白いところをみると、ホオジロさんの仲間のようですね。

くちばしが短くて、おちょぼ口なところがカワイイ小鳥さんです。

ベニマシコさんは、十勝ではよく川原や植林地など、明るい林にいますね。

ベル隊長の毛を取っている、地味な色合いのほうがメスですよ。

Benimasiko3 ボディーガードとして一緒にやって来た、赤っぽい色のほうがオス。

ベニマシコ、という名前のとおり、胸のあたりがイチゴのような華やかな赤い色をしているのがおわかりですか?

ちょっと後ろむきな写真になってしまったのが残念です。

森の中で見かけると、赤い色がはっとするほど鮮やかできれいな小鳥さんなんです。

「ピッポッ、ピッポッ」と、やさしい、かわいらしい声で鳴く、私が大好きな小鳥さんのひとつです。

Kibitaki1 そして最後にご紹介するこの小鳥さんは、野鳥好きの方なら知らない人はいない、キビタキさんです!

鮮やかな黄色い胸、黒に白い紋の入った翼…。

とてもきれいな小鳥さんです。

写真に映っているのはもちろんオス。

ベル隊長の毛を取りに来たのではありません。

ウチのすぐ前にかけてある巣箱にご入居を検討するため、なぜか1日だけご来訪だったんです。

Kibitaki2 残念ながら、巣箱はお気に召さなかったみたいですけれど(笑)。

ウチの近くの森にはたくさんのキビタキさんがいて、こうしてブログを書いている間もひっきりなしにキビタキさんのさえずりの声が聴こえてきます。

いろんな風に鳴く小鳥さんですが、ウチの近くのキビタキさんは、「ピッカララ、ピッカララ…」と、笛を吹くようなきれいな声で、歌います。

「天は二物を与えず」とかいいますが、このキビタキさんのように、姿も声も美しい小鳥さんも、ちゃーんといるんですね!

Inuge さて、6月も中旬を過ぎて、ベル隊長の毛も、さすがに人気がなくなってきました。

でも、4月のはじめから約2ヶ月間、シマエナガさん、ハシブトガラさん、ヒガラさん、シジュウカラさん、カワラヒワさん、ノビタキさん、センダイムシクイさん、ベニマシコさんと8種類の小鳥さんにベル隊長の毛をご利用いただきました!

ベル隊長、ご苦労さま!

Bell_fuwafuwa

という訳で、今日のポストカードは、「ベニマシコさん(メス)」です!

Benimasiko_postcard

今日も、読んでくれてありがとう!!

予告!次回は、「草原を飛ぶフワフワ…その正体は??」を、お送りする予定です!

ブログ村…更新が遅れぎみにもかかわらず、皆さん応援ありがとうございます!おかげさまで今日も頑張っております!
今回の記事もまた、気に入って下さった方は、こちらのボタンを押してやってください!m(_ _)m

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2009年6月13日 (土)

日本のスズランです!

Suzuran1   6月になると、ベル隊長とのお散歩の歩みが遅くなる。

  それはこのスズランのせいです。

  いつものお散歩コースには、いくつかスズランの生えている場所があって、いつ花が咲くかと気が気じゃなくて、そのあたりではに歩みが遅くてベル隊長をイライラさせています(笑)。

  スズランは、とっても小さな花。

  だけどその可憐さと言ったら…!

Suzuran2   以前ご紹介した「オオバナノエンレイソウ」が主役を張れる女優さんだとしたら、このスズランは、まさに十勝の花のアイドル!

  かわいらしさでは誰にも負けません。

  そして十勝に自生するスズランは、正真正銘の日本のスズランですよ!

  ほら、花の中まで真っ白でしょう?

  よく栽培されているドイツスズランは、花の中がピンクっぽいんです。

  花つきも、もっとずっと多くて、華やかな感じです。

Suzuran3   でも私はこの日本のスズランが好き。

  いかにも野の花…という慎ましさと、花の中まで真っ白な清楚さがいいな、と思っています。

  それから十勝の森は、スズランがたくさん自生しているところ。

  以前、十勝平野は昔カシワの木の大樹林帯だったとご紹介しましたが、きっとそのカシワの林の下にとっても適した花なのでしょう。

 カシワの木は葉が出てくるのが6月頃。

  それまでの間、スズランはたっぷりと木もれ日を受けて花を咲かせます。

  十勝にはカシワ(柏)の字がつく地名が多いとご紹介しましたが、スズランもまた地名として残っていますよ。

Suzuran4

  帯広市の北隣の音更(おとふけ)町には、鈴蘭という地区があります。

  十勝川を見下ろす高台の地区で、そこにある鈴蘭公園には、十勝川の花火大会を見に行ったことがあります。

 十勝川にかかる橋の名前は「すずらん大橋」

 鈴蘭小学校、という学校もありますよ、カワイイ名前ですね!

Yukizasa1   こちらはユキザサ

 スズランと同じくらいの小さな花です。

 薄暗い森の中などで見つけると、ふわりとした白い色がほんのり光るようできれいです。

 ササ、というのは葉っぱの形からきているのでしょうね。

 「雪笹」という名前が風流です。

 私はこのユキザサと、次に紹介するチゴユリは、スズランの仲間と勝手に思っています。

 大きさも花の時期も同じくらいですし、どれも白い小さな花ですしね。

Chigoyuri1  ユキザサ、チゴユリ、の2種は、「お茶」(茶道)の花として愛されてもいますね。

 そういえば、スズランよりも、ぐっと日本的な感じです。

 チゴユリは、「稚児百合」

 直径2センチほどの小さな白い花をうつむきがちにつけています。

 ユキザサと同じような、少し暗い森の中でよく見かけます。

 スズランが、木漏れ日の当たるような明るい森でよく見かけるのと対照的ですね。

Chigoyuri2

 6月の森は、青葉が繁って日差しを遮り、うす暗くなります。

 この季節になると、十勝も晴れの日は日差しが強くて暑くなりますから、青葉の森の小さな白い花にちょっとした「涼」を感じています。

Bellsuzuran

 という訳で、今日のポストカードは、もちろん「スズラン」です!

Suzuran_potcard

 今日も、読んでくれてありがとう!!

 予告!次回は、「十勝の夏の小鳥さん!」を、お送りする予定です。

 ※十勝はここのところ、雨ばかりが続いています。
  ウチの主要な電源は、太陽光発電・・・。
  とても電気が足りません!
  そんな訳で最近、記事の更新も、皆さんのブログへのご訪問も遅れがちです、ごめんなさい!
  お天気、はやく良くならないかな~。

 ブログ村・・・今日も皆さんの応援のおかげで頑張っていますよ!
 いつもありがとうございます!
 今回の記事もまた、気に入って下さった方は、こちらのボタンを押してやってください!m(_ _)m

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

| | コメント (18) | トラックバック (0)

«エゾハルゼミの恋の歌!